むーさんの「森と踊る史」②皮むき間伐の時代

こんにちは、森と踊るのむーさんこと村上右次です。

森と踊るの創業メンバーのひとり、私むーさんがお届けする人気(?!)シリーズ、森と踊る史!

今回は第2弾です。

メンバーや社名も決まり、いよいよ始動した森と踊る。


当時は事務所もなく、八王子にいるのは私だけであとの4人は23区や横浜にいました。

活動するのは森でも、ミーティングのために集まるのはどうしても都心になります。

毎週1回19時から22時まで(途中から20時開始になりました)、ご厚意である方の新橋の事務所をお借りしてミーティング、それに加えて月に1回泊まりで合宿を行っていました。

八王子から新橋は遠かったです(笑)


一方で、森での施業はというと、当初は皮むき間伐という手法を中心に行っていました。


皮むき間伐は木が生えている状態で木の皮を下から剥き上げ、立木のまま自然乾燥させるという手法です。森と踊るでは2016年から2018年までの3年間、この手法を森のお手入れの起点として取り入れていました。


木の皮を剥くことができるのは樹が水分を吸い上げ成長する4〜8月頃で、この間は毎年参加者100名を超える規模の木こりフェスや、皮むき間伐の体験会を毎週のように開催していました。


皮をむいた木が立ち枯れしていく過程で枝が萎み、葉が落ち、最終的に伐木する。

そのゆっくりの過程で木は乾燥し、森には徐々に光が差し込み、実生の種が発芽し多くの種類の植生が繁り始め、多様な森へのきっかけになっていきます。


木の皮を剥くという体験は珍しく、かつ、子どもからお年寄りまで楽しく参加できるお手入れ方法でもあったので、この間は毎年沢山の人達が森に来て、一緒に汗してくださいました。

そうそう、最初の年にはNHKのテレビの取材が来て、ニュースで何度も取り上げられたこともありました。


私も分からないながらも時間を作っては頻繁に森に行き、汗を流していました。

倒した木がスズメバチの巣を刺激してしまって刺されたことも...今では懐かしい思い出です。


木こりの会社とは言っても、ずーやんも含めて森と踊るがまだまだ素人だった時代。

外から見たらきっと、森での楽しいイベントがメインの会社に見えていたのではと思います。

でも実はその裏で、ずーやんは常にコツコツと森で木を伐ったり森を整えたりしながら、100年後、500年後の未来につながる森を作って行くために私たちは何ができるのか、森にとって何が一番必要なのかということを森に問いかけ、森から学び、そのために必要な知識・スキルを得るために模索し